栃木県宇都宮市の内科,消化器科,小児科,外科のクリニックです.

ロタウイルスワクチン

ロタウイルスワクチン

 経口弱毒生ヒトロタウイルスワクチンは、お電話でご予約をいただき接種をおこなっています。任意接種となり、接種費用をご自身で負担しなければなりませんのでご注意ください。
 ロタウイルスワクチンは乳幼児期のロタウイルスによる胃腸炎を予防するためのワクチンです。このワクチンは生後6週から24週までの赤ちゃんにしか投与できません。1回目の接種を20週0日まで済ませないと、2回目の接種ができません。
 当院では生後14週6日までの赤ちゃんを対象にロタウイルスワクチンのご説明を行っていますので予めご了承ください。接種の際にには、ヒブ、肺炎球菌ワクチンとの同時接種をおこなうことも可能です
下痢または嘔吐がある場合は接種を延期します。

現在は国内メーカーでロタウイルスワクチンを出しているのは2社ですが接種回数、接取期間が異なります。

* 接種スケジュール

【接種対象者】乳児(生後6週から24週)
【接種料金 】 自費での接種
【接種回数】 4週間以上の間隔をおいて2回経口摂取。 

* ロタウイルスについて

 ロタウイルスは乳幼児の急性重症胃腸炎のおもな原因で、本邦でも6歳未満の小児のうち年間約80万人(100人あたり11人)が、ロタウイルス胃腸炎で外来受診していると推計されています。
 今のところ対症療法が唯一の治療法で、抗ウイルス薬はありません。ロタウイルス胃腸炎は、初感染時に重症化しやすいことが知られており、発症すると激しいおう吐・下痢を繰り返すため、水分補給が十分にできず気付かないうちに脱水状態に陥ってしまうことがあります。また、ロタウイルス胃腸炎を発症すると、保護者の経済的、身体的、精神的負担も小さくないといわれています。




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