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Needlescopic Surgery Meeting開催

Needlescopic Surgery Meeting開催

 腹腔鏡(ふくくうきょう)手術は、お腹に5-10ミリ程度の穴を開け、そこからカメラ、鉗子(かんし)、電気メスなどの手術器具を入れてモニターに映し出された映像を見ながら行う手術のことです。従来の「おなかを切る手術」は開腹術と呼ばれますが、腹腔鏡手術は開腹術と比べて非常に小さな創(キズ)で済むために患者さんの術後の痛みが少なく回復が早いことが一番の長所です。腹腔鏡(ふくくうきょう)手術は1987年にフランスで開発され1989年にはアメリカで、1990年には日本ではじめて腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われました。1992年4月にまず腹腔鏡下胆嚢摘出術が保険適応となりました。
 安全性と体への負担がすくないこと(低侵襲性)、がんであれば根治性が求められますが、手術手技の向上や医療機器の進歩などにより多くの施設で腹腔鏡による手術は行われています。

 来月2月13日(土曜日)に宇都宮市内で「Needlescopic Surgery Meeting」が開催されます。この会は細い鉗子(かんし)などを使用し低侵襲の外科手術を安全に行うことを目的に設立された研究会です。第14回目の開催のテーマは「Artの継承 -その技術を次世代に伝えるために-」ということで外科手術から離れた私でもとても興味深いテーマです。患者さんのご紹介など日頃よりお世話になっている先生が今回のこの会の世話人をされます。

■第14回 Needlescopic Surgery Meeting
http://www2.convention.co.jp/14nsm/

2016年2月13日(土曜日)
宇都宮東武ホテルグランデ
栃木県宇都宮市本町5-12
TEL:028-627-0111
https://goo.gl/dbfJdt
※事務局
独立行政法人国立病院機構 宇都宮病院
〒329-1193 栃木県宇都宮市下岡本町2160
TEL:028-673-2111 
FAX:028-673-6148

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