7価肺炎球菌結合型ワクチン
7価肺炎球菌結合型ワクチン
肺炎球菌ワクチンの予防接種をおこなっています。
この7価肺炎球菌結合型ワクチンは肺炎球菌の７つの血清型を含む乳幼児用のワクチンです。
7つの血清型の莢膜（肺炎球菌を覆う糖の膜）それぞれに無毒化したジフテリアトキソイドを結合させているので結合型と言います。結合型ワクチンは、T細胞依存性の免疫反応を惹起することができるため、2歳未満の乳幼児でも十分な免疫をつけることができます。
接種対象
２ヶ月以上9歳以下
標準として2ヶ月以上７ヶ月未満の年齢で接種を開始する。ただし、３回目接種については、12ヶ月未満までに接種を完了し、追加免疫は標準として１２～１５ヶ月間に行うこと。
接種スケジュール
初回接種日の月齢で判断します。
７ヶ月～１１ヶ月で開始
２回＋６０日後に追加免疫１回（合計３回）
１歳～２歳未満で開始
１回＋６０日後に追加免疫１回（合計２回）
２回目接種後60日以上あけて,12か月月齢後に行います。
２歳～９歳以下で開始
１回（合計１回）
【接種回数】
初回免疫３回＋追加免疫１回の合計４回です。
初回免疫・・・生後２ヶ月以上～６ヶ月までに開始
４週間隔で３回接種します。
追加免疫・・・３回目接種から６０日以上の間隔をおいて、
通常は１歳の誕生日に１回接種します。
※標準時期に接種できなかった場合は接種開始時期に
より接種回数が異なります。
接種料金
公費負担による接種は無料
