破傷風ワクチン
破傷風ワクチン
破傷風ワクチンの接種をおこなっています。
破傷風は予防接種が最も有効です。正しい方法で接種を行うと免疫が10年間持続するといわれています。前回の接種後10年をすぎた人には追加接種をお勧めします。
旅行中にケガをしたときにも破傷風ワクチンが必要になることがありますので、早めに医師に相談して下さい。
破傷風とは
破傷風は、土の中にいる破傷風菌がうつることによってかかり、しばらくたって口や手足のしびれがおこる病気です。治療が遅れると死亡することがあります。
感染経路
けがをしたときに傷口から破傷風菌が体の中に入ります。破傷風菌は、世界中の土のなかに存在します。特に、動物の糞便で汚染された土壌が危険です。
症状
感染して3日から3週間からの症状のない期間があった後、口を開けにくい、首筋が張る、体が痛いなどの症状があらわれます。
その後、体のしびれや痛みが体全体に広がり、全身を弓なりに反らせる姿勢や呼吸困難が現れたのちに死亡します。
治療
発病した患者には、治療のための血清や抗菌剤を投与します。傷口の治療や呼吸をしやすくするための治療が行われます。